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「アメリカの分断」 と 「コロナウイルス」

  • 執筆者の写真: shinjiro akiba 秋場信二郎
    shinjiro akiba 秋場信二郎
  • 2020年4月26日
  • 読了時間: 7分

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https://ipadewa.com/reviews/product-recall/life-threatening-side-effects-of-miracle-mineral-solution-product/

昨日ネットで、「トランプ、消毒剤を体内注入すればコロナは死ぬ、と発言」というニュースの見出しを見ました。


内容を読んでみると、トランプ大統領が記者会見で、

「MMS を体内に注入すればコロナウイルスは1分でいなくなる」と発言したことを知りました。


別なニュースは、アメリカのジェネシスⅡという宗教団体が MMS の製造・販売を行っていて、ここが大統領に MMS を推薦する手紙を送ったことが、この発言につながったと解説していました。


この発言に対して、マスコミはすぐに否定的な内容のニュースを流しています。


副大統領さえ否定的発言を SNS 上で行っていました。

MMS については、以下にウィキの説明を抜粋して載せます。

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ミラクルミネラルサプリメント(英:Miracle Mineral Supplement、略称MMS)とは、産業用漂白に用いる二酸化塩素 の名称で、しばしばミラクルミネラルソリューションやマスターミネラルソリューションやCDプロトコルとも称される。亜塩素酸ナトリウムと酸(クエン酸、柑橘類の果汁など)を混合することによって作られる。この混合が二酸化塩素を産生するので、「多量の経口投与」においては脱水症状による吐き気、嘔吐、下痢、命に関わる低血圧を引き起こしかねない有毒化学物質である。

MMSの主成分である亜塩素酸ナトリウムは、摂取すると急性腎不全を引き起こしかねない有毒化学物質である。1グラム程度の少量の摂取で、吐き気、嘔吐、小腸や大腸の内側の粘膜の脱落(いわゆる「ロープワーム(英語版)」の形成)が生じ、さらにグルコース-6-リン酸脱水素酵素欠損症の患者では命に関わる溶血が引き起こされる可能性がある。

MMSは、HIV、マラリア、肝炎ウイルス、H1N1型インフルエンザウイルス、風邪、自閉症、ニキビ、がんやその他諸々に対する治療薬となるという虚偽の宣伝がなされている。その名称は元サイエントロジー信者ジム・ハンブル(Jim Humble)による自費出版書籍 『The Miracle Mineral Solution of the 21st Century』 で作り出されたものである。これらの主張に対する臨床試験は行われておらず、経験談とハンブルの書籍にのみ基づいている。2010年1月シドニー・モーニング・ヘラルド紙は、ある販売店が医薬品としての使用を禁止する規制を作らせまいと、書面ではハンブル氏のいかなる主張も繰り返さないことを容認したと報道した。販売者らは、医療規制を逃れる目的で時おりMMSを水質浄化剤だと記載することがある。国際赤十字赤新月社連盟は、マラリアと闘うためにMMSが使用されたというMMS促進者達の報告を「最も強い言葉で」否定した。2016年にハンブルは、MMSが「何の治療にもならない」と発言した。2019年8月アメリカ食品医薬品局(FDA)は、2010年に出されたMMS製品に対する警告を繰り返し、MMSを「漂白剤を飲むのと同じ」と説明した。

また日本においても厚生労働省は、海外において有害事象の発生が報告されているため、個人輸入による安易な使用を控えるよう注意喚起を行っている。

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ウィキペディアの説明にも出てくるジム・ハンブルという人は、以下のような経緯で MMSを病気の治療に使うようになったようです。

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21 世紀の奇跡のミネラル・サプリメント(以下、MMS)は、アメリカの鉱山技師であったジム・ハンブル氏によって、1996年に発見されました。当時、鉱山技師としてガイアナで金の採掘をしていたハンブル氏のもとで働く現地の労働者が、ひどいマラリアにかかってしまったことから話は始まります。

ジャングルの中で薬もなく、ハンブル氏は手に持っていた飲料水用の殺菌剤を彼に飲ませました。すると、数時間後には、あれほどひどい高熱に苦しんでいたにもかかわらず、すっかり元気になってしまったのです。これがMMSの偶然による発見のいきさつです。http://7jigen.com/info/pg134.html より引用

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日本にも、このように MMS を推薦したり輸入販売するサイトが多数存在しています。

私は過去に(たしか)何回かブログで、この MMS について触れたことがあります。


私は使いたくないと書きました。


スプーキーのフォーラムのユーザーの中にはこの手のサプリを好む人がいて、スプーキーを使いながら、この手のサプリも摂っています。


新型コロナウイルスに感染して症状が急激に悪化して短時間に亡くなる方がいる一方で、そもそも感染したことすら気付かずに普通の生活をしている人もいます。


同じように MMS を飲んで病気が治った方もいれば、亡くなってしまった方もいると思います。


自分がどちらの側になるのか分からない状態で、それでも「飲む」という方は、末期癌であるとかHIVに感染しているとか、リスクを考慮してもリターンを欲しいと思っている方でしょう。


これに対して切実なニーズを感じない一般的な方からすれば、消毒剤を飲むって普通じゃないでしょと思いますよね。

みなさんも覚えていると思いますが、トランプ大統領は少し前にも、「抗マラリア薬が(状況を一変させる)ゲームチェンジャーになる」と発言しました。


するとFDA(米食品医薬品局)は「深刻で生命を脅かす可能性がある心臓への副作用が報告されている」と否定するコメントを発表しました。


アメリカでも日本でも、このようなトランプ大統領の発言を、急な思い付きで何ら科学的な根拠が無い、戯言だと抹殺しようとします。


トランプ氏が指している抗マラリア薬とは、「クロロキン」という薬です。


ちゃんとFDAも認めている薬で、もちろん世界中の病院で使われています。


FDAが言うような「深刻で生命を脅かす可能性がある心臓への副作用」は高い率で起きているわけではありません。

今日のフォーラムに、香港人がこのクロロキンを新型コロナウイルス予防のために飲んでいると投稿したら、すぐにアメリカ人ユーザーが、「お前はトランプ支持者だな。いい加減なことを投稿するな」と返信しました。


すると投稿者は「私はインドやアフリカに出張する時は事前にこの薬を飲んでいるが、一度も副作用が起きたことはない安全なものだ」と反論しました。


また南アフリカの医師で有名なユーザーも「南アフリカの病院では過去数十年間に渡ってクロロキンを使っているが安全な薬だ」と返信しました。


こういったやり取りが何度か繰り返された後で、フォーラムのモデレーターが「ここは癒しについて語る場で、政治を語る場ではない」と一喝して議論が終了しました。

日本人にはなじみがないですが、前回のアメリカ大統領選挙は、歴史上初の「アメリカ分断」選挙でした。


単純な共和党vs民主党の戦いは、決して「分断」ではありません。


分断の真の意味は、「ディープステート」vs「一般的アメリカ人」という戦いを言っているのです。


ディープステートについては、ご存じない方は検索して調べてみてください。

陰謀論者は、今回のコロナウイルスのパンデミックは、ディープステートが1980年代から計画していた地球の人口削減計画の一環で、ビル・ゲイツが主導していると主張しています。


これから新たな病気を引き起こす、新型コロナウイルス用ワクチンが開発されて、近い将来また別なパンデミックが起きると信じています。


ディープステートは民主党政権下でより自由に活動できるのでトランプ大統領が邪魔で仕方がないと考えています。


これに対してトランプ大統領側は、マスコミ・製薬業界・医師会はディープステートにコントロールされているので、これらを信用していません。


高い開発費も、高いワクチン代も払わずに、コロナウイルスをやっつけたい。


この気持ちがあるので、MMS やクロロキンを勧めるのでしょう。

私はいつも言っているように、一部の人たちが勧める「何かを飲む」「何かを摂る」ことは基本的にしません。


スプーキーはたとえ間違った周波数を照射しても体に害がないので、安心して使っています。


免疫を高める(本当の)方法を実践して、何か調子の悪いことがあればスプーキーでプログラムを照射する。


デトックス・免疫強化などは24時間毎日連続してスプーキーを使う、健康対策はこれだけです。

いろいろ極端な意見がありますが、常識を持って冷静に判断しましょう。


ただし人によっては、常識そのものが間違っている場合が多々ありますので、よく見なおしてみてください。

 
 
 

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