呼吸法
- shinjiro akiba 秋場信二郎
- 2021年3月8日
- 読了時間: 4分

今日は、スプーキー・スカラーのブログ記事を紹介します。
以下、要約
「呼吸を意識した瞑想はどのようにあなたを健康にするのか」
誰もが呼吸の重要性については知っていると思います。
私達は食べ物を食べて栄養を身体に供給しています。
酸素は同じ様に細胞にとっての栄養です。
身体が食料を必要とするように、呼吸も私達の命に必要なものです。
私達は呼吸の意味をちゃんと理解しなくてはなりません。
私達は緊張している時に、「深呼吸をしなさい」とアドバイスされます。
深呼吸によって不安とストレスを減らすことが出来ます。
コントロールされた呼吸は、肉体的にも精神的にも多くのメリットがあります。
血圧を下げる、呼吸筋を鍛える、血中酸素濃度を上げる、気持ちを落ち着かせる、心を研ぎ澄ませる、ことが出来ます。
以下に健康を増進する、呼吸法や瞑想法を紹介します。
それらを始める前に、リラックスできる姿勢を見つけてください。
あぐらをかいて座る、椅子に座る、立っている、仰向けに横になる、などです。
1. バランス呼吸
これは一番簡単な呼吸法です。呼吸している間に心の中で数を数えるだけです。
吸う時に、1から4まで、ゆっくりと数えてください。
吐く時も、1から4まで、ゆっくりと数えてください。
これを3回繰り返します。
この練習法は体や心をリラックスさせます。試験の前や、寝る前に行ってください。
慣れてきたら、数を5,6,7,それ以上と増やしていってください。
2. 4-7-8呼吸
これもバランス呼吸に似た方法です。
口から完全に息を吐きます。(すべての空気を肺から吐き出す)
鼻から4秒かけて息を吸います。
そのまま7秒間、息を止めます。
8秒かけて口から息を吐きます。吐く音が聞こえるとより効果的です。
この運動をすることで、よりリラックスして早く眠りにつくことが出来ます。
3. 腹式呼吸
私達は通常意識していない時は、呼吸する際に、胸の筋肉だけか、腹の筋肉だけか、または両方を使うかしています。
このエクササイズでは、意識的に腹の筋肉を使って呼吸します。
どうやって?
息をゆっくり吸い込み、横隔膜が下に押されるのを感じます。
お腹を最大限に膨らませます。
1~2秒間、息を止めます。
ゆっくりと息を吐きます。お腹の筋肉を使って空気を絞り出すような感じです。
これを3回繰り返します。
この運動は、胸と腹部をコントロールするために心を呼吸に集中させます。この集中が、あなたの心を研ぎ澄ますのに役立ちます。正しくできるかどうかわからない場合は、片手を胸に、もう片方の手をお腹に当ててみてください。そうすることで、筋肉の上下・前後の動きを感じることができます。
4. 交互の鼻孔呼吸(ナディ・ショダーナ)
一度に片方の鼻孔だけで呼吸をするテクニックです。疲れていると感じたら、このテクニックで元気になることができます。血圧を下げ、注意力を高めることもできます。
どうやって?
-右手の親指で右の鼻の穴を完全に閉じます。深くゆっくりと左の鼻孔で息を吸います。
-右手の親指を離します。左手の親指で左の鼻孔を完全に閉じ、右の鼻孔でゆっくりと息を吐きます。
-右の鼻孔で深くゆっくりと息を吸う。
-左手の親指を離します。右手の親指で右の鼻孔を完全に閉じ、左の鼻孔でゆっくりと息を吐きます。
-これを5~10回繰り返します。
この運動は、あなたの鼻孔をすっきりさせ、左脳・右脳をよりバランスよく調整します。あなたの中に空気やエネルギーが流れているのを感じますか?
呼吸法には多くの効果があり、非常に簡単に行うことができます。
いつでもどこでもできます。
ストレスを感じたり、落ち込んだり、疲れたり、不安になったり、落ち着きがないと感じたら、呼吸法を試してみてください。
呼吸法はあなたの混沌とした思考をクリアにし、「今」に焦点を当てるのに役立ちます。
また、血圧を下げるなどの長期的な健康効果もあります。
これらのエクササイズを頻繁に行うようにしてください。
以上、要約終わり
2000年代に入ってから、過呼吸から過換気症候群になる人の数が急増しました。
年令に関係なく、普段から深い呼吸を習慣にしていることは大事な健康法です。
また呼吸法をマスターすることは、きちんとした瞑想を行うための必要条件でもあります。
一日の中で、何度か呼吸に気を向ける時間を作って欲しいです。
Comments