クローン病
- shinjiro akiba 秋場信二郎
- 2020年5月16日
- 読了時間: 7分

今日はフォーラムで有意義な投稿を見付けましたので、ご紹介したいと思います。
以下、要約
投稿者:
どなたかクローン病のためのベストなスプーキーの使用法を教えていただけないでしょうか。
ジョン・ホワイト(スプーキーの開発者):
こんにちは、ボリス(投稿者の名前)
以下のリンクの論文を読んでみてください。(筆者注:リンクは省略)
論文の題名:クローン病組織に含まれるマイコバクテリウム・パラ結核のDNA
論文の主張:クローン病は古くからマイコバクテリアが原因ではないかと疑われてきました。マイコバクテリウム・パラ結核(Mycobacterium paratuberculosis)は霊長類を含む動物の慢性腸炎の原因として知られていますが、培養で検出するのは非常に困難です。
以下に、私が作ったクローン病用のコンタクトモードのプリセットを添付しましたので、ダウンロードしてスプーキーのソフトに追加してください。DNAは円形なので、このプリセットが動作するためには、私のウェブサイトにあるSpookyのバージョンを使用する必要があります。
投稿者:
ありがとうございます。
投稿者:
私の娘の検査結果では、mycobacterium aviumが検出されました。Mycobacterium paratuberculosisとは異なりますが、このプリセットを使っても問題ないですか?
教えてください。
ジョン・ホワイト:
もちろん。大丈夫ですよ。
薬の様に副作用はないので、もし周波数が合っていなかった場合は、何も起きません。
新しくmycobacterium avium用に以下のプリセットを作りました。
コンタクトモードで2時間かかります。
娘さんの感染したmycobacterium aviumの株種まで分かりますか?
もし分かればその株用にプリセットを作り替えるので照射時間は2時間からずっと少なくなりますよ。
以上、要約終わり
今日の日付の投稿なので、この後もメッセージのやり取りは続くと思いますが、今の時点では以上です。
クローン病は日本ではなじみのない病気です。(でも日本では難病に指定されています)
以下に難病情報センターの説明文を転載します。
===
1.クローン病(Crohn’s Disease)とは
大腸及び小腸の粘膜に慢性の 炎症 または潰瘍をひきおこす原因不明の疾患の総称を 炎症性 腸疾患(Inflammatory Bowel Disease:IBD)といいます。
クローン病も、この炎症性腸疾患のひとつで、1932年にニューヨークのマウントサイナイ病院の内科医クローン先生らによって限局性回腸炎としてはじめて報告された病気です。
クローン病は主として若年者にみられ、口腔にはじまり肛門にいたるまでの消化管のどの部位にも炎症や潰瘍(粘膜が欠損すること)が起こりえますが、小腸と大腸を中心として特に小腸末端部が好発部位です。非連続性の病変(病変と病変の間に正常部分が存在すること)を特徴とします。それらの病変により腹痛や下痢、血便、体重減少などが生じます。
3. この病気の原因はわかっているのですか
クローン病の原因として、遺伝的な要因が関与するという説、結核菌類似の細菌や麻疹ウイルスによる感染症説、食事の中の何らかの成分が腸管粘膜に異常な反応をひきおこしているという説、腸管の微小な血管の血流障害説などが報告されてきましたが、いずれもはっきりと証明されたものはありません。最近の研究では、なんらかの遺伝的な素因を背景として、食事や腸内細菌に対して腸に潜んでいるリンパ球などの免疫を担当する細胞が過剰に反応して病気の発症、増悪にいたると考えられています。
4. この病気の患者さんはどのくらいいるのですか
わが国のクローン病の患者数は特定疾患医療受給者証交付件数でみると1976年には128人でしたが、平成25年度には39,799人となり増加がみられています。それでも、人口10万人あたり27人程度、米国が200人程度ですので、欧米の約10分の1です。
7. この病気ではどのような症状がおきますか
クローン病の症状は患者さんによってさまざまで、侵される病変部位(小腸型、小腸・大腸型、大腸型)によっても異なります。その中でも特徴的な症状は腹痛と下痢で、半数以上の患者さんでみられます。さらに発熱、下血、腹部腫瘤、体重減少、 全身倦怠感 、貧血などの症状もしばしば現れます。またクローン病は 瘻孔 、 狭窄 、 膿瘍 などの腸管の合併症や関節炎、虹彩炎、 結節 性紅斑、肛門部病変などの腸管外の合併症も多く、これらの有無により様々な症状を呈します。
8. この病気の診断はどのようにおこなわれるのですか
まず、上記の症状や貧血などの血液検査異常からクローン病が疑われ、画像検査にて特徴的な所見が認められた場合に診断されます。画像検査としては主に大腸内視鏡検査や小腸造影、内視鏡検査などが行われます。内視鏡検査や手術の際に同時に採取される検体の病理検査の所見や、肛門病変の所見などが診断に有用な場合もあります。
9. この病気にはどのような治療法がありますか
クローン病の治療としては、内科治療(栄養療法や薬物療法など)と外科治療があります。内科治療が主体となることが多いのですが、腸閉塞や穿孔、膿瘍などの合併症には外科治療が必要となります。
【栄養療法・食事療法】
栄養状態の改善だけでなく、腸管の安静と食事からの刺激を取り除くことで腹痛や下痢などの症状の改善と消化管病変の改善が認められます。
栄養療法には経腸栄養と完全中心静脈栄養があります。経腸栄養療法は、抗原性を示さないアミノ酸を主体として脂肪をほとんど含まない成分栄養剤と少量のタンパク質と脂肪含量がやや多い消化態栄養剤があります。完全中心静脈栄養は高度な狭窄がある場合、広範囲な小腸病変が存在する場合、経腸栄養療法を行えない場合などに用いられます。
病気の活動性や症状が落ち着いていれば、通常の食事が可能ですが、食事による病態の悪化を避けることが最も重要なことです。一般的には低脂肪・ 低残渣 の食事が奨められていますが、個々の患者さんで病変部位や消化吸収機能が異なっているため、主治医や栄養士と相談しながら自分にあった食品を見つけていくことが大事です。
【内科治療】
症状のある活動期には、主に5-アミノサリチル酸製薬(ペンタサやサラゾピリン)、副腎皮質ステロイドや免疫調節薬(イムランなど)などの内服薬が用いられます。5-アミノサリチル酸製薬と免疫調節薬は、症状が改善しても、 再燃 予防のために継続して投与が行われます。また、これらの治療が無効であった場合には、抗TNFα受容体拮抗薬(レミケードやヒュミラ)が使用されます。薬物治療ではありませんが、血球成分除去療法が行われることもあります。
【外科治療】
高度の狭窄や穿孔、膿瘍などの合併症に対しては外科治療が行われます。その際には腸管をできるだけ温存するために、小範囲の切除や狭窄形成術などが行われます。
【内視鏡的治療】
クローン病の合併症のうち、狭窄に対しては、内視鏡的に狭窄部を拡張する治療が行われることもあります。
===以上
例によって難病指定されている病気ですから、治療法もありません。
あくまでも対処療法を行うだけです。
スプーキーの開発者のジョン・ホワイトは、イギリス消化器内科学会の1992年の論文に書いてある、クローン病患者の組織にマイコバクテリウム・パラ結核(Mycobacterium paratuberculosis)が発見されるという事実を知っていて、この投稿者さんのためにすぐにマイコバクテリアムのDNA用のプリセットを作ってあげたわけです。
それも無償で。
スプーキーには以前からクローン病用のプログラムはたくさん存在しています。
今のソフトには28種類ものプログラムがあります。
それらのプログラムも有効なのですが、バクテリアのDNAを叩くことで病気を治すという方法は、今回の新型コロナウイルスでも同じですがより強力な方法です。
ですからジョン・ホワイトは投稿者さんのためにわざわざ作ってくれたのでしょう。
マイコバクテリウム属は、ウィキペディアによると2015年4月現在で、170種、13亜種が登録されているそうです。
投稿者の娘さんはマイコバクテリウム・アビウムというグループの種だと分かったので、より詳しく株まで分かるとプログラムも時間が短くなりますね。
新型コロナウイルスの場合も、各国の株用のプログラムは3分から15分程度の長さですけど、全種類の株用のプログラムは照射時間が8時間33分となっています。
クローン病は日本ではなじみのない病気なので、私の想像では、例えば口内炎(クローン病の症状の1つ)がなかなか治らないのでクリニックに行ったとして、ほとんどの場合クローン病だとは診断されないと思います。
その後に目の炎症や胃のけいれんが起きても、まだクローン病だとは診断されないでしょう。
メタトロンのスキャンなどの方法でないとなかなか気付かないと思います。
すごく大雑把な言い方ですが、もしかすると「すべての病気の原因は微生物」なのかもしれません。
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