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セリアック病

  • 執筆者の写真: shinjiro akiba 秋場信二郎
    shinjiro akiba 秋場信二郎
  • 2021年4月11日
  • 読了時間: 8分

https://share.baptisthealth.com/symptoms-celiac-disease/

今日はスカラーのブログから、セリアック病についての記事を紹介します。


まずはセリアック病についての説明です。ウィキペディアからの部分転載です。


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セリアック病またはシリアック病(coeliac disease または celiac disease)は、ムギ(小麦・大麦・ライ麦など)に含まれるタンパク質の一種であるグルテンに対する免疫反応が引き金になって起こる自己免疫疾患である。遺伝性疾患であり、グルテン関連障害の一つ。欧米での罹患率は1%程度と報告されているが、日本での頻度は不明である。

患者の近親者にセリアック病患者が見られることから遺伝的要因が大きいとされており、セリアック病の人のほとんどがHLA-DQ2またはHLA-DQ8が陽性である。

セリアック病の症状は消化器官の損傷が直接的に影響するものと、損傷が副次的に影響する物に分けられ、過敏性腸症候群、クローン病、憩室炎、慢性疲労症候群などと似ている。

消化器症状の例

腹部膨満感と痛み、慢性の下痢、悪臭を放つ便(脂肪便)

消化管外症状の例

鉄欠乏性貧血、骨粗鬆症、1型糖尿病、小脳失調症、不妊症、

栄養吸収障害による、障害体重の急激な減少や増加、貧血(赤血球数の低下)、無月経、成長の遅れ(子供の場合)

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それでは記事の要約です。


「セリアック病 - グルテン不耐症。スプーキー2スカラーで治療する方法」


グルテンは、小麦、ライ麦、大麦などの穀物に含まれるタンパク質の一種であり、パン作りにおいては、生地に弾力性を与え、噛みごたえのある満足感のある食感をもたらす重要な成分です。ほとんどの場合、それは無害なものに見えます。しかし、多くの科学者がその安全性を疑うようになっています。グルテンがほとんどの人にとって安全かどうかについては議論がありますが、一つだけ確かなことは、セリアック病の人にとってグルテンは毒であるということです。


セリアック病は、遺伝性の自己免疫疾患の一種です。セリアック病を患っている人は、グルテンフリー(グルテンゼロ)の食生活を維持しなければなりません。そうしないと、グルテンタンパク質が小腸に入ったときに、免疫システムがグルテンタンパク質を攻撃し、痛みを伴う反応を起こしてしまうからです。


原因

セリアック病は、遺伝子やグルテンを含む食品の摂取などが原因で発症しますが、正確な原因は不明です。乳児期の授乳習慣、胃腸の感染症、腸内細菌なども原因となる可能性があります。手術、妊娠、出産、ウイルス感染、強い精神的ストレスなどの後にセリアック病が発症することもあります。また、1型糖尿病、ダウン症、ターナー症候群、自己免疫性甲状腺疾患、顕微鏡的大腸炎、アジソン病などの患者は、セリアック病を発症する可能性が高いと言われています。


免疫系がグルテンを攻撃すると、小腸にある絨毛と呼ばれる小さな指のような突起物も損傷します。絨毛は、食物から栄養を吸収するのに重要な役割を果たしています。絨毛が侵食されて扁平になると、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などの栄養素が吸収されにくくなります。これではいくら食べても栄養が足りなくなってしまいます。


症状

セリアック病の兆候や症状は大きく異なり、子供と大人でも異なります。複数の症状が出たり消えたりする人もいれば、症状が軽かったり、明らかな症状がなかったりして、セリアック病であることに気づかない人もいるでしょう。

セリアック病の典型的な症状は以下の通りです。


下痢

便秘

膨満感とガス

腹部の痛み

吐き気と嘔吐

その他、消化器系とは関係のない症状として、以下のようなものがあります。


貧血

疲労

関節痛

疱疹状皮膚炎(かゆみ、水ぶくれのある皮ふの発疹

骨粗鬆症(骨密度の低下

口内炎

不妊症

子供の場合は、以下のような異なる症状が出ることがあります。


乳児の成長不良(体重の増加が期待値よりも少ない

歯のエナメル質の損傷

体重減少

イライラする

低身長

思春期の遅れ

セリアック病は、一見すると関連性のない症状が多く、他の腸の病気にも似ているため、診断が難しい病気です。グルテンフリーの食生活に切り替える前に、必ず医師の診断を受けてください。そうしないと、検査結果が不正確になる可能性があります。


治療法

セリアック病はグルテンが引き金となって発症するため、グルテンを完全に排除すると、通常は症状が消失します。ほとんどの場合、グルテンフリーの食生活を送ることで、小腸のダメージを回復し、さらなるダメージを防ぐことができます。


しかし、グルテンを含まない製品を見つけるのは容易ではありません。セリアック病の患者さんを専門に診ている登録栄養士を探す必要があるかもしれません。管理栄養士は、健康的な食生活を送りながらグルテンを避ける方法を教えてくれたり、グルテンを含む食品の代替品を勧めてくれます。


グルテンを避けるには?

ある製品にグルテンが含まれているかどうかを知りたい場合は、その製品のラベルを確認してください。グルテンが含まれていないはずの製品でも、小麦や大麦と同じ容器で加工されたり輸送されたりすると、隠れグルテンが含まれていることがあります。米国では、グルテンフリーと表示されている製品は、グルテンの含有量が20ppm以下でなければならないので、大多数の人にとっては問題ないはずです。ラベルを見ても何が入っているかわからない場合は、その製品を作っている会社に成分表を請求してください。その製品がグルテンフリーだと思い込まないようにしましょう。


食品以外にも、プレイドー、化粧品、口紅、歯磨き粉などにもグルテンが含まれている可能性があります。


セリアック病にSpooky2 Scalarを使用するには?

Spooky2スカラーは、膨大なSpooky2データベースから任意の周波数を受け入れる。Spooky2データベースには、セリアック病に関連する周波数がいくつかありますので、検索してみてください。




以上、要約終わり



最近あるアイドルが、自分が難病指定されている病気に罹患していると公表しました。


病名は潰瘍性大腸炎でした。安倍前総理が罹患した病気です。



ここでセリアック病の専門家の意見を転載します。


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「セリアック病の原因や症状とは? 日本で増加傾向にある理由」


もともとセリアック病は欧米に多くみられる疾患であり、日本では少ないといわれてきました。

しかし、札幌医科大学消化器内科学講座 仲瀬 裕志教授によると、近年、このセリアック病は、日本でも増加する可能性が高いと考えられているそうです。それはなぜなのでしょうか。


セリアック病の患者さんの男女差は日本では特にみられず、患者数も概ね半々であるといわれています。しかし欧米では、女性が多いという説もあり、特に重症な患者さんには女性が多いといわれています。


セリアック病の発症は、乳幼児や幼少期ではなく、青年期から中高年期にかけて多いでしょう。乳幼児や幼少期にグルテンをたくさん摂取することで、青年期以降に異常な免疫反応が生じるといわれています。


セリアック病は、欧米に多くみられる疾患です。欧米では全体の1%ほど患者さんがおり、だいたい100人に一人くらいの割合でセリアック病の患者さんがいるといわれています。日本の患者数は諸説ありますが、だいたい0.05%ほどといわれており、日本では非常にまれな疾患です。


しかし、近年では、生活様式の変化によってセリアック病に罹患する日本人が増加する可能性が示唆されています。これは、食事の欧米化によって、パンやパスタなどグルテンを含む食品を摂取する頻度が日本でも増えているためです。

また、私は、ほかの腸疾患の方にセリアック病の方が隠れている可能性も高いと考えています。たとえば、その一つが過敏性腸症候群です。過敏性腸症候群とは、下痢や便秘を伴う腸の疾患です。


もともとセリアック病は日本人にはまれな疾患であるため、医師側の疾患に対する認識がそこまで高くなく、診断によって発見されない可能性も非常に高いといわれてきました。このため、過敏性腸症候群の診断を受けた患者さんのなかには、セリアック病の患者さんが隠れている可能性が高く、日本におけるセリアック病の患者さんは実際の報告よりも多いと推測されます。


幼少期の何らかのウイルスへの感染がセリアック病の発症に関連しているともいわれています。

ウイルスが体のなかに入り炎症が起こることで、体のなかの特定の物質が認識されやすくなります。つまり、異物を排除するような免疫反応が異常に強くはたらきます。この免疫反応が自己免疫反応の誘導につながり、炎症を引き起こす一つのきっかけになると考えられています。

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「過敏性腸症候群の診断を受けた患者さんのなかには、セリアック病の患者さんが隠れている」という、この先生の意見は、「潰瘍性大腸炎と診断された人たちの中に、セリアック病の患者さんが紛れ込んでいる」という私の予想にぴったり合致するものでした。


何しろセリアック病の遺伝子血液検査を行う病院はほとんどなく、特に抗筋内膜抗体を調べる検査は日本では実施できないので、大学病院でも海外に検体を送って検査を依頼しているそうです。


私がこの手の自己免疫疾患に食いつくのは、日本で自己免疫疾患の認知度がとても低いからです。


長年に渡る体の慢性的な不調を訴えても、ほとんどの病院・医師から見放されて困っている自己免疫疾患の患者さんがたくさん存在しています。


彼ら専門家に知見がないからです。


身の回りの化学品・汚染された食品によって体内にたくさんの毒素が存在しています。


リーキーガット症候群に罹患している人がたくさんいます。


はやく生活習慣を改善して、デトックスして健康を回復しましょう。


 
 
 

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