毛孔性紅色粃糠疹(PRP)
- shinjiro akiba 秋場信二郎
- 2020年12月20日
- 読了時間: 6分

ショッキングな画像だったらごめんなさい。
今日はスカラーの体験談を紹介します。
表題の病名は「もうこうせいこうしょくひこうしん」と読むそうです。
体験談を紹介する前に病気の説明をMSDという製薬会社のサイトから転載します。
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毛孔性紅色粃糠疹(ひこうしん)は、手のひらや足の裏などの皮膚が厚くなって黄色化し、赤く盛り上がった病変が現れるまれな慢性皮膚疾患です。隆起が互いに融合して、鱗屑(りんせつ)を伴った赤橙色の斑(局面)となり、その間に正常な皮膚の領域が残ることがあります。
毛孔性紅色粃糠疹の原因は分かっていません。
この病気の最もよくみられる病型は次の2つです。
若年発症古典型
成人発症古典型
若年発症古典型は遺伝性で、小児期に発症します。成人発症古典型は遺伝性ではないとみられ、成人期に発症します。
どちらの年齢群でも他の非古典型がみられます。日光、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症などの感染症、軽い外傷、または自己免疫疾患が急性増悪の誘因となることがあります。
毛孔性紅色粃糠疹の治療は非常に困難です。症状が緩和することはありますが、この病気自体を治癒させることはほぼ不可能です。古典型は3年かけて徐々に改善しますが、非古典型ははるかに長く持続します。
鱗屑を軽減するために、保湿剤(皮膚軟化剤)が投与されたり、乳酸を塗った後にドレッシングを行って皮膚に空気が触れないようにし(密閉ドレッシング)、その後にコルチコステロイドを皮膚に塗ったりします。ビタミンAの内服が効果的な場合もあります。外用薬による治療で効果がみられない場合は、アシトレチン(acitretin)やメトトレキサートの内服も選択肢の1つになります。
光線療法(紫外線照射)や、TNF-アルファ阻害薬、シクロスポリン、ミコフェノール酸モフェチル、アザチオプリン、経口コルチコステロイドなどの免疫機能を弱める薬も使われています。
(筆者注:太字は筆者が加工したもの)
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原因不明の治療法もない病気です。
それでは以下、要約
「夫はスカラーを10ヶ月間使って、PRPによる痒みが完全になくなり、症状が大きく改善しました」
2019年7月、夫は頭に痒みを伴う発疹が出来ました。
それから2~3週間後には発疹は全身に広がりました。
皮膚が脱落してとても痒いので昼夜なく始終体を掻いていました。
最悪の日には落ちた皮膚を掃除するために、1日に5回もちりとりを使うことがありました。
最初に頭に発疹ができてから4週間後には、両脚と両足が大きく腫れ上がり心臓に問題があるのかもしれないと心配になり病院の緊急外来に連れていきました。
若い医師は2時間の間何度も検査をしましたが、症状が何によるものかまったくわからないと言って追い出されました。
その時に液体状の薬を処方し、脚の腫れが軽減されるかもしれないと言いました。
その時夫の脚は暗赤色または紫色をしていました。
結局この薬はまったく効き目がなく、夫の脚の色はその後2ヶ月も続きました。
その次に皮膚科に行きました。
その皮膚科医がこの病気が毛孔性紅色粃糠疹(PRP)であるとすぐに診断してくれました。
50万人に1人の割合で起きる病気で、(投稿主夫婦の住む)西オーストラリアでは5人が同じ症状だと教えてくれました。
病気の原因は分かっていないそうです。
我々夫婦はラッキーでした。
この医師がたまたま過去に同じ病気の患者を扱ったことがあったのです。
その後この医師のところに通うのですが、皮膚の剥落がとてもひどく、たった10分の診断なのに、毎回手術用のバキュームで剥落した皮膚を掃除していました。
医師はレチノールAという薬を1年間処方しましたが、ほとんど効果はありませんでした。
それよりも肝臓に負担がかかり良くない状態になっていました。
当時は、1日に2回、顔と体全体にクリームを塗らなくてはならず、24時間中ゴム手袋をしていて、夜には乾燥とひび割れを防ぐために脚(+足)にビニール袋を貼り付けていました。
こういったことが16ヶ月間も続いたのです。
私はネットでいろいろ調べました。
そしてやっとこの病気を克服した女性を発見しました。
彼女は食事療法とバイオレゾナンス(磁気共鳴)機器を使って治したようです。
でもその機器は26,000ポンドだったか26,000米ドルだったか、とても値段が高かかったようです。
この病気は古典型と言われるタイプでは、治る確率が80%で症状は平均3年間続きます。
皮膚の剥落は毎日続き、爪や毛が無くなります。
痒みが耐えられないケースもあります。
目や耳に問題が起きることもあります。
手と足の皮膚はとても厚くなり、定期的に切り取らなくてはなりません。
彼は週に2回半日の仕事をしていましたが、3週間休んだだけで仕事は続けました。
とても困難な時期と戦っていました。
症状が出始めて数ヶ月経った時に、私はスプーキーのGXジェネレーターとスカラーを夫のために使うことにしました。
そしてスカラーを夫が使ってしまうと私が使えなくなって耐えられなくなることに気づいて、すぐに2台目のスカラーを買いました。
使い始めて10ヶ月、最近の4ヶ月間は大きな改善がありました。
痒みが完全に無くなったのです。
爪もだんだん元に戻ってきています。
脚の皮膚が元に戻ってきて皮膚の剥落が無くなりました。
そして今週になって夫が汗をかいたのです。
この病気になってから初めて汗をかくことが出来たのです。
どうやらこれでこの病気が終わりを迎えたように思えます。
18ヶ月間でした。長かったです。
たぶん再発はしないでしょう。
なぜなら夫はこれからもずっとスカラー場で眠るからです。
それにGXジェネレーターも使い続けるし。
余談ですが、なぜ私がスカラーが夫にも効くと思ったかと言いますと、私がスカラーで大きな恩恵を受けたからなのです。
最初にスカラーが発売された時すぐに購入しました。
当時私は夜眠る時に鼻水が喉に垂れてきてとてもイライラしていました。
またドライアイにも悩んでいました。
この2つの症状はスカラー場で眠るとすぐに治りました。
たぶんスカラー波が細胞レベルで効くのだとわかりました。
私は、スプーキーとミラメイト(スプーキーの姉妹ブランド)のほとんど全部の機器を持っています。
また子ども用にも購入してプレゼントしました。
そういえば1年前に股関節の手術を医師に勧められたのですが断りました。
スカラーとミラメイトで症状をコントロールしています。
私は夫よりも2歳年上です。
あなた方が証明のために使うかもしれないと思い夫の承諾のもと、7枚の写真を送ります。



スプーキーが私と私の夫の人生を変えたと信じています。
素敵な人達が私達のためにしてくれたことに改めて感謝します。
ノーマ・カークランド(アリスター・カークランド) 西オーストラリア
以上、要約終わり
スプーキーの姉妹ブランドのミラメイトについてはほとんど触れたことはないのですが、PEMF(パルス電磁場)を使った機器で、主に体の痛みや怪我や骨折からの回復を早める時に使うものです。

この投稿主さんの夫は、痒みに対して使ったのではないかと思います。
このPRPという病気は古典型で3年ですが、非古典型だとどれくらいの間症状が続くのでしょうか。
厚くなった皮膚を削り取らなくてはならなかったり、痒みで寝られないなどケースによっては深刻です。
解説文で太字に加工しましたが、今回の男性の罹患の原因は、自己免疫疾患ではないかと想像しています。
何度も書きましたが、自己免疫疾患はどこに症状が現れるかによって、いろいろな病名が付けられます。
でも大元の原因は自己免疫疾患(=リーキーガット)です。
医師はほとんどこの大元の原因に気付かないと思います。
症状を改善しようと思って抗生剤を処方すれば、リーキーガットはますます悪化します。
ご自分で腸内環境を整えなくてはなりませんよ。
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