自分の感染症
- shinjiro akiba 秋場信二郎
- 2020年12月8日
- 読了時間: 5分

ここ数回はアルツハイマー型認知症について触れていますが、今でもレビューサイトの感染症に関する投稿を紹介している途中です。
ブログで感染症を扱っている最中に、私も実は約2週間前から水虫が再発していました。
気象病によって免疫力が低下する、というか微生物バランスが崩れると、(私の場合は)水虫・結膜炎・喉の炎症などが起きやすくなります。
今回もいつもと同じパターンだと思い、すぐにスプーキーで水虫用のプログラムをリモートモードで照射しました。

しかしいつもと違い今回は、痒みが酷くて(特に風呂に入った後で)掻きむしってしまうので皮膚がただれてしまいました。
しばらくすると痒みは別な部分にも起きました。
それは局部と言うか陰部です。
ここが痒くなることは今までの人生で(青春期でも)一度も起きたことのないことで、少し慌てました。
そこで水虫用のプログラムではなく、白癬菌(英語でRingworm)のプログラムをスカラーで照射し始めました。それでも痒みは続きます。

そこでメタトロン・ハンターでスキャンをして、バランスを崩して感染している微生物を特定することにしました。

そこで発見できたのが、サイトメガロウイルスです。

とても一般的なウイルスで日本人ならほぼ全員が持っていると思います。
普段は何も悪さをしませんが、免疫力が下がると、いろいろな場所で悪さをします。
まず皆さんにこのウイルスのことを良く知っていただきたいので、ウィキペディアから部分的に転載します。
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サイトメガロウイルス(cytomegalovirus;CMV)は、宿主細胞の核内に光学顕微鏡下で観察可能な「フクロウの目(owl eye)」様の特徴的な封入体を形成することを特徴とするヘルペスウイルスの総称である。ウイルスの分類上はサイトメガロウイルス属とし、この場合ヒトを含む霊長類を宿主とするものに限るが、総称としては近縁で齧歯類を宿主とするムロサイトメガロウイルスも含める。
CMVは通常、幼小児期に唾液・尿などの分泌液 を介して不顕性感染し、その後潜伏・持続感染によって人体に終生寄生することで人類集団に深く浸透している。日本では、成人期での抗体保有率は 60 % 〜 90 %と高い。
健常人では脅威とならないが、免疫の未熟な胎児・免疫不全状態の臓器移植・AIDS患者・免疫抑制療法などではウイルス増殖による細胞及び臓器傷害で生命を脅かす。
CMVは免疫の老化(疲弊)と関わっており、加齢に伴ってCMV以外の感染症に対する防御能の低下をきたす。
CMVは母子間で経胎盤・経産道・経母乳等のルートで垂直伝搬をおこし、その後はキス等の唾液の交換、尿などからの接触あるいは飛沫により直接的あるいは間接的に、精液や子宮頸管分泌液を介して性的に、さらに移植や輸血等により医原的に水平伝搬を起こす。
CMVは広い臓器親和性(向汎性)を有するため種々の臓器に潜伏感染(ウイルスゲノムは存在するが感染性のウイルス粒子は産生されない状態)し、終生宿主に持続感染し排除されない。外因感染ののち、種々の誘因で再活性化(潜伏したウイルスゲノムから感染性のウイルス粒子の産生)し、内因感染を起こす。日本では、成人期での抗体保有率は 60 % 〜 90 %と高く、多くの人が幼児期に不顕性感染していると言われている。なお、日本では1990年代以降妊娠可能年代の女性の抗体保有率が低下しており、2000年代には70%まで低下しているとされている。そのため、先天性感染や周産期感染による新生児サイトメガロウイルス感染数の増加が懸念されている。
臨床像
後天性感染
主症状は、発熱、肝機能異常、頚部リンパ節腫脹、肝脾腫などで、急性熱性疾患としては CMV肝炎、伝染性単核球増加症と似た非定型リンパ球増加症。
サイトメガロウイルス網膜炎
網膜出血等を生じる。
サイトメガロウイルス肺炎
化学療法後や後天性免疫不全症候群などの免疫力が低下している状態に引き起こる。後天性免疫不全症候群患者の主要死因である。
サイトメガロウイルス髄膜炎
化学療法後や後天性免疫不全症候群などの免疫力が低下している状態に引き起こる。
サイトメガロウイルス腸炎
潰瘍性大腸炎等のステロイド治療中に起こる。
免疫の老化(疲弊)
健常CMVキャリアにおけるCMV特異的細胞傷害性CD8+T細胞の比率は中央値で10%と予想以上に高く、40%に達することもある。また、加齢に伴ってこの比率が上昇する。どの様な機構によるのかは未だ不明であるが、加齢に伴ってこのCMV特異的T細胞の少クローン性の増大(memory inflation)を生じると、ナイーブ T 細胞が減少しCMV以外の感染症に対する防御能の低下をきたす。一方、長寿の家系ではこの様な現象が見られない。これらの事実からCMVに対するT細胞反応の増大が、免疫の老化(疲弊)と密接に関連し、その重要な指標と考えられている。
CMVそのものは同じヘルペスウイルス科のEBウイルスのように悪性腫瘍を引き起こす腫瘍ウイルス(癌ウイルス)とは一般的には考えられていない。しかしCMVは悪性腫瘍を引き起こすというよりはむしろ、CMVが腫瘍細胞に感染し、腫瘍細胞に腫瘍免疫や抗癌剤に対する抵抗性を獲得させ悪性度を高める(oncomodulation:オンコモデュレーション)可能性があることが、近年の研究にて明らかとなっている。このCMVによる腫瘍細胞のoncomodulationは1996年にドイツの研究者らが提起している。
転載終わり
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大事なポイントは、CMVは母親の胎内から子供に感染する誰でも持っているウイルスで、子供時代は不活性だけれど成長するに連れて免疫力が下がった時に、いろいろな部位に症状を起こす。そして自分自身ではなく他のウイルスに感染しやすくするという厄介な作用を起こす。癌細胞に取り付いて癌の悪性度を増すという作用も引き起こす。などの点です。
私は具体的には画像の中で赤丸で囲ったプログラムの中から数種類を選択してリモートモードで照射しました。

夜からスタートして翌朝には痒みが激減しました。
足は90%、局部は80%減少した感じです。
それから2日経った今では、足の痒みは完全に無くなって、局部は90%以上消えていますが、少し残っています。
私はEBV(エプスタイン・バール・ウイルス)とマイコプラズマについては、毎日スプーキーのリモートモードでプログラムを照射して予防しています。
今回からはそれらにCMVも追加して、毎日照射しようと思います。
気象病の時に起きる水虫と結膜炎なので、今まではまったく気にしていませんでしたが、加齢によって感染する部分が変わってくると今回のように症状が長引くことがあるかもしれません。
CMVも予防しておきましょう。
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