鳥インフルエンザ
- shinjiro akiba 秋場信二郎
- 2020年11月8日
- 読了時間: 3分

「2種類以上のウイルスは同時に流行しない」という学説があると、どこかのサイトで読んだことがあるので、今シーズンの冬は、コロナとインフルエンザが同時に大流行する心配はないと思っています。
実際に去年の冬から今年の3月までは、インフルエンザの感染者数も死亡者数もとても少なかったです。
たぶん今シーズンもコロナの流行で、インフルエンザは鳴りを潜めるでしょう。
ところで以前からブログで書いているのですが、鳥インフルエンザが鳥から人に感染する例は中国でたくさん報告されています。
この場合、「野鳥→鶏鳥」の強毒性な鳥インフルエンザと違い、感染しても大事に至らないインフルエンザで済むようです。
今月香川県で強毒性鳥インフルエンザの感染がありましたが、日本では確かまだ「鳥→人」への感染例はないと思います。
それでも私は、鳥インフルエンザが将来人間に感染して大きな健康被害を引き起こす強力な型に変異する危険性があると思っています。
前世紀に世界中でパンデミックを起こしたスペイン風邪は、「鳥→豚→人」へと感染するうちに感染力と死亡率が高まったのだとする意見があります。
つまり「鳥→人」の感染では大したことのないインフルエンザウイルスが、どういうわけか「鳥→豚→人」というルートで感染すると強力なウイルスに変異している。
豚に感染してから大きく変異する可能性が高いのでしょうか。
表題の画像もいろいろなウイルスが豚の体内で合体して新しい型になることを示しています。
なぜこんなことを気にするかといいますと、数日前に、中国の広東省珠海で4歳の女児が今年の5月に鳥インフルエンザに感染していたと中国政府が発表したのですが、そのウイルスの型がH9N2という聞き慣れないものだったからです。
ヨーロッパ、ロシア、韓国でも鳥インフルエンザの感染例が報告されていますが、すべてH5N8型のウイルスなのですが、中国ではH9N2という型の鳥→人の感染例だったので気になりました。
WHOの報告を読むと、この型の人への感染例は、2015年以降中国で35例あって、今年はすでに6例あって、今回は7例目だそうです。
私が知らなかっただけで、すでに中国ではH9N2という型のインフルエンザの人への感染例がたくさんあったのですね。
オランダでミンクから変異したCov-19が人に感染したように、動物経由で人に感染する場合は、動物の体内でウイルスが変異している可能性が高いので注意が必要です。
今年から来年にかけての冬のシーズンに鳥インフルエンザの変異したものが大流行するとは思いませんが、何年か後になって豚などの動物の体内で変異したインフルエンザが流行するリスクは有ると思います。
いつも書きますが、ワクチンに頼るのではなく、スプーキーのように身体の具合が悪くなった時に、すぐにバイオフィードバックスキャンが出来て、病原菌の微生物を探して殺傷することが出来るツールを持っている方が良いと思います。
そしてそういった場合に備えて十分にスプーキーを使えるように慣れていなくてはなりません。
過去を振り返ってみると、世の中に抗菌剤が登場してどんどん種類が増えて医学の進歩に寄与したように見えましたが、結局耐性菌が登場してイタチごっこの様相になっています。
薬で対抗するのではなく、波動で対応する(スプーキーだけではなく、ホメオパシーも波動です)ことで病気は克服できます。
将来のパンデミックを恐れること無く賢く準備しておきたいものです。
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