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リーキーガットシンドローム(腸管壁浸漏症候群)2

  • Writer: 秋場信次朗 Shinjiro Akiba
    秋場信次朗 Shinjiro Akiba
  • Feb 24, 2019
  • 3 min read

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前回に引き続いてリーキーガットの話題です。


今回は、リーキーガットを引き起こす、食品および食品添加物についての説明です。


以下、要約


あなたの腸を傷つける食品


加工食品は、安くて簡単に使えて時間の短縮になるように思えるかもしれません。


しかし、多くの研究が、加工食品が自己免疫疾患の症状の進行を促進するように腸に影響を与えることを証明しています。


したがって、炎症性疾患、皮膚の問題、脳の霧(著者注:ブレインフォグ:読んだり考えたり出来ない状態)などの自己免疫疾患に罹患した時は、自分が食べている加工食品の成分に注意を払う必要があります。


次のようなアレルゲンや炎症性食品を除去することが不可欠です。


1)発芽していない穀物

2)砂糖

3)GMO

4)精製油

5)合成食品添加物

6)乳製品

7)水道水の塩素、フッ化物

8)農薬

9)非ステロイド系抗炎症薬


専門誌で発表された研究結果によると、加工食品は腸のバクテリア、毒素、その他の有害な栄養成分に対する抵抗力を弱めますが、通常の栄養成分に対してはそうではありません。これは自己免疫疾患のリスクを高めるということです。


次に、腸の損傷を引き起こす7つの主な食品添加物は以下のとおりです。


1.「肉糊(にくのり)」 - トランスグルタミナーゼと呼ばれ、カニの模造肉によく使用され、ハムやすり身などの肉の食感を改善するためによく使用されます。 TG酵素とも呼ばれます。


2.砂糖 - グルコースは、腸細胞透過性を増大させ、そして体内のタンパク質の結合を弱め、細胞間漏出を誘発します。


3.ナトリウム - 高塩分の食事は心臓に影響を及ぼし、また先天性免疫システムに影響を及ぼし、マクロファージ機能不全を引き起こします。塩は必要ですが適度に使うべきです。私は天然の海かヒマラヤピンクの塩を使用することを勧めます。(著者注:天然の海塩にはマイクロプラスティックが混入していますが・・・)


4.乳化剤 - 一般的な食品添加物は結腸ガンに関連しています。 polylobate 80やカルボキシメチルセルロース(セルロースガムとして知られています)のような乳化剤は、代謝機能障害、肥満および炎症性腸疾患に関連しています。

乳化剤は健康なレベルの腸内細菌を妨害し、結腸直腸ガンとリーキーガットを促進する慢性的な低レベルの炎症を引き起こします。


5.有機酸 - 具体的には、アルコールとその代謝物は、リーキーガットを防ぐために必要な接合部障壁を損ないます。アセトアルデヒドは、漏出性腸管の一因であると研究者らは述べています。


6.グルテン - 研究者らは、免疫細胞が小麦のタンパク質の一種でありグルテンの一成分であるグリアジンにさらされると、腸の透過性が高まることに気付いています。


7.ナノ粒子 - ひとたび人間の細胞の中に入ると、それらは予期せぬ挙動をすることがあります。それでは、なぜこういった危ないナノ粒子を食物に使っているのでしょうか?

ナノ粒子は食品の味、色、外観、均一性および食感を改善します。またナノ粒子は、ボトル入り飲料が炭酸ガスの損失を防ぐのを助けるために食品包装にも使用されています。銀ナノ粒子も細菌を殺すためにプラスチックに埋め込まれています。二酸化チタンは食品中で最も一般的なナノ粒子です。しかし、これらのナノ粒子はDNAや細胞の損傷にも関連しているので、私は絶対に避けます。


以上、要約終わり


食品添加物をできるだけ避けることは一般的に認識されていると思うのですが、「発芽していない穀物」も腸にとっては悪者だというのは、ご飯を食べる日本人には少しショックではないでしょうか。


私は玄米が主食ですが、手間をかけて発芽させるかどうか迷います。

 
 
 

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