リーキーガットシンドローム(腸管壁浸漏症候群)4
- 秋場信次朗 Shinjiro Akiba
- Feb 28, 2019
- 4 min read

リーキーガットの話は今回で終了です。
最後はいちばん大事なポイント、Spooky2でリーキーガットを治療する方法についてです。
以下、要約
リーキーガットは、常にカンジダと関連しています。
ですからリーキーガットを治療するということは、カンジダを適切に扱うということです。
著者注:以下が、カンジダの簡単な説明です。カンジダが悪者というわけではなく善玉菌とのバランスが大事だということです。
『カンジダ・アルビカンスとは、私たちの腸管に住んでいるイースト(酵母)あるいは真菌であり、 腟のイースト感染を起こすのもこのイーストです。
少量のカンジダを持つことは正常であり、私たちの体内のアシドフィルス菌やビィフィズス菌といった友好的で保護作用のあるバクテリアがそれを食物として利用しています。これらの友好的なバクテリアを殺してしまう何かが発生するとカンジダはコントロール不能となり、増殖を始めます。
カンジダが腸管全体に広がり、腹部膨満、ガス、食物反応とアレルギー、便秘、下痢やその他多くの消化関連の病訴を起こす可能性があります。 また、カンジダは膣、前立腺、心臓、肺および肝臓にも広がる場合があります。カンジダの本当の原因は未解明ではありませんが、ひとりひとりの原因は異なります。中には、複数の原因からカンジダを持っている人もいます。
* Michael Biamonte 博士のweb siteより。)』
ステップ1 デトックス
カンジダ問題を抱えている人々は、Spooky2利用者が一番最初に行う、デトックス作業(Terrain Protocolという11日間のプログラム)を選ぶとき注意する必要があります。
Spooky2の照射によるカンジダの死骸が多すぎると、強力なヘルクスハイマー反応を引き起こす可能性があるからです。
こういった人々のために、Detox Maintenance(R)JKというプログラムが最良の選択です。
これは体全体の毒素(微生物の死骸)をやさしく除去するように設計されたデトックス・プログラムだからです。

ステップ2 リーキーガット関係のプログラム+メンテナンス・プログラム
このステップでは、ジェネレーターを2台使うようになります。
1台は微生物の殺傷用、もう1台がデトックス用です。
1台目のジェネレーター

[プリセット]タブに移動し、> [シェル(空の)プリセット]をクリックして、必要なモードを選択します。

次に、プログラムタブに移動し、“ leaky gut / candida”を検索し、以下の説明に従って必要なプログラムを選択します。
最後に、Controlタブに行き、“ Overwrite Generator”をチェックして、あなたのジェネレータのポートを選択します。
「開始」をクリックします。
ノート:
A.どのプログラムを選択すればよいかわからない場合は、Leaky Gut Syndromeをお勧めします。
B.急な変化が怖い時は、効果がじっくりと得られる Cold Laserでこれらのプログラムを実行します。この場合は、シェルプリセットとして「Spooky Cold Laser(L) - JW」を選択します。
2台目のジェネレーター:ALL Maintenance(R) - リモートモードのDB
「プリセット」タブに移動し、>「Morgellons and Lyme」>「Morgellons and Lyme v3.0」>「リモート」>「ALL Maintenance(R) - DB」の順にクリックします。
Controlタブに行き、“ Overwrite Generator”をチェックしてジェネレーターのポートを選択します。
「開始」をクリックします。
ノート:リーキーガットの治療用のプログラムを照射している間は、このメンテンス用のプログラムを続けていてください。
ステップ3 リーキーガットによる各種症状を改善する
腸の漏れがあると、消化器系の問題、頭痛、腹部膨満などのさまざまな症状を引き起こすことがあります。
例として「頭痛」を取りあげます。
[プリセット]タブに移動し、> [シェル(空の)プリセット]> [リモート]> [ヒーリング(R)JW](または必要に応じて他のモードで)の順にクリックします。

次に、[プログラム]タブに移動し、「頭痛」を検索し、以下の説明に基づいて症状に合ったプログラムを選択します。

最後に、Controlタブに行き、“ Overwrite Generator”をチェックして、あなたのジェネレーターのポートを選択します。
「開始」をクリックします。
ステップ4 食事を改善する
前回までの食事の説明を参考にしてください。
以上、要約終わり
カンジダというと、日本では膣カンジダを連想しますが、カンジダ自体は悪者ではなく、自然に体中に存在しています。
そもそも善玉菌・悪玉菌といった分類もおかしなもので、本来人間の体に存在する微生物は必要だからこそ存在しているわけです。
ただし微生物のバランスはとても微妙なもので、感情が荒々しくなっただけでも善玉菌が減ることがあります。
バランスが失われた時に、微生物が体に悪さをするのですが、本来人間の体は、すぐにバランスを回復しようとする機能を持っています。
でも恒常的にバランスを崩すような力が外から加わると、回復力も力及ばずとなって、バランスが崩れたままの体になって病気が発生します。
私が最も気になる、腸内環境のバランスを壊すもの、それは化学品です。
最近特に気になるのが、きつい臭いの洗剤・柔軟剤、ボディシャンプー、ヘアケア製品、マウスウォッシュ、歯磨き剤などです。
口内に入れるものは論外ですが、体の表面からも体内に化学品は吸収されています。
それらが腸内の菌を殺してバランスが崩れます。
目に見えない体の内部に思いを馳せて大事にしてあげましょう。
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