top of page
  • Writer: 秋場信次朗 Shinjiro Akiba
    秋場信次朗 Shinjiro Akiba
  • Jul 28, 2019
  • 3 min read

Health and the Gut Microbiome: Restoring a Lost Legacy

今回は、バクテリアとウイルスの働きについての最終回です。


以下、要約


◯マイクロバイオーム(微生物叢)の新しい理論  自己調節機能


最先端の研究の結果、微生物叢の中の、バクテリアとウイルスが人間の「生命維持機能」を司っていることが分かりました。


また、人間の意識が、人間に起こる全ての現象のクリエーター(創造者)であることも分かってきました。


以下に、意識→微生物叢→自己制御機能 という流れについて箇条書きで説明します。


1. 微生物叢は、人間の生命に関する全てのシステムの自己制御を行います。ある緊張が生まれるのは、システムが新しく変化するために必要な時に起きます。


2. システムの全ての構成要素が、周りの環境と調和している時に、健康が保たれます。


3. 人間の生命システムを構成するものは、物理的構造、化学的プロセス、電気的プロセス、精神的(意識)プロセス、及び周りの環境に関する情報とのリンク、などである。


4. 新しい想像のための緊張が生まれてあるレベルを超えると、システムのバランス・恒常性が崩れて、破壊的になったり、有害性を持つようになります。


5. 精神的プロセス(意識)は、生命システムに最も根源的な影響を与えますが、調和が壊れるとシステムのバランスが崩れて、病気が起きます。


6. 有毒な影響(物理的毒素、電磁周波数、精神・感情)がシステムを保持している「知性」を歪めます。


7. 歪んだ知性(意識)は、歪んだ周波数(思考・感情)を生み、ますます生命システムがバランスを崩すように働きます。


8. そして免疫システムと微生物叢とのコミュニケーションは有効性を失い、悪さをするバクテリアとウイルスの増殖が始まります。

精神の一貫性(意識レベル)が下がることで、免疫システムの効率を下げて、バクテリアとウイルスの破壊的な機能を増やします。ガン細胞の増殖のように。


また別な方面から説明すると、


1. 完全に覚醒したバランスの取れた意識を持つ人間に対しては、ウイルスは害を及ぼすことが出来ない。


2. 外部からの、異物、エネルギー、破壊的な周波数を受けると、宿主の生命システム(=意識)が歪められて、はじめてバクテリアとウイルスが宿主に悪影響を与えることができるようになる。


3. バクテリアとウイルスの突然変異は、宿主の変化(毒素、ネガティブなエネルギー・周波数、など)により起こる。


4. 最初に生命システムに破壊的な効果を与えた周波数を、我々は「病気」と呼ぶ。


上記の説明をまとめると、


人間の意識が体の生命システム(神経生理学、免疫システム、微生物叢の機能)のレベルと同期している。


意識レベルが上がれば、生命システムの機能も上がる。


ということです。


以上、要約終わり



私は記事の途中で、要約を終わりました。


本来の記事には、最後に長々と、シバナンダというインド人の話が綴られています。


医師で、ヨガの効果によって病気の患者を治してきた有名な人物です。


1963年に亡くなりましたが、今でも「International Sivananda Yoga Vedanta Centers」という組織は残っていて、日本にも支部があるようです。


特に北米で未だに大きな影響力を持っています。


今までは、ただの「精神養生法」として認識されていたヨガの効果ですが、量子力学の研究が進んだことで、「意識」が量子を動かして、体の構成物質に働きかけることができることが分かって、効果が科学的に証明されるようになりました。


別にヨガでも、その他の方法でも、意識のレベルを高めるものであれば、何でもOKなのですが、意識のレベルが変わると体の健康状態が大きく変わるのは事実で、ますます医療の世界は変わっていきます。


スプーキーによって病気を治療するだけでは本当は片手落ちで、意識を高める練習もして欲しところです。


ただ口で言うのは簡単なのですが、実践するとなると大変です。

 
 
 
  • Writer: 秋場信次朗 Shinjiro Akiba
    秋場信次朗 Shinjiro Akiba
  • Jul 26, 2019
  • 4 min read

https://worldmicrobiomeday.com

前回紹介したバクテリアとウイルスのお話の続きです。すぐに要約を始めます。


以下、要約


前回紹介した「腸―脳」という関係だけでなく、別に「腸―微生物叢―免疫系―脳経路」という重要なルートが存在することが分かってきました。


オハイオ州立大学の研究で、腸内微生物叢が中枢神経系と直接情報交換をしていることが分かりました。


その方法は、免疫細胞が神経線維と情報交換するというものです。(筆者注:微生物が免疫細胞を使って神経線維と情報交換している)


免疫細胞は、間接的にも脳と情報交換をします。


人間の脳の中の組織液が血液と単純に混ざらないように、「血液脳関門」というものがあるのですが、免疫細胞が、この関門を迂回して情報を脳に届ける代謝物を分泌することも分かってきました。


そして免疫細胞の70~80%は微生物叢と一緒に腸内に存在していて、常に情報交換をしています。つまり免疫を司るのが腸内微生物叢だと言っても良いでしょう。


現在、医学の世界で最も爆発的に革命が起きているのが、この微生物の研究です。


私達の腸・口内・皮膚・鼻・その他に存在する何千種もの微生物が研究対象です。


そしてこれらの微生物叢が中枢神経系を支配していて、微生物叢を癒やすことが各種の病気や精神疾患を治す根本的治療法だということが分かりました。


体内に存在する100兆にも及ぶ、バクテリア・ウイルス・真菌・古細菌は、今まで病気を引き起こすものと考えられてきました。


しかし実際は、食物を消化し、病原体と戦い、毒素を分解します。


また、ビタミン、抗酸化物質、抗炎症物質などの代替物質を生産しています。


このように、今まで「代替医療」と呼ばれていたものの正しさが、最近の微生物研究でドンドン証明されてきています。


各種の慢性病、免疫系疾患、新陳代謝に関する病気、精神疾患は、酵母菌の過剰増殖・カンジダ感染・バクテリアの不バランスによるものだと分かってきました。


いわゆる「リーキーガット」(腸漏れ)です。


体に悪さをするウイルスを発見すると、体はインターフェロンという特別なホルモンを生産します。


インターフェロンは、感染した細胞と周りの細胞を殺すことでウイルスの増殖を阻止します。


そして酵素がウイルスのRNAを破壊します。


このように我々の体の免疫システムは悪さをする微生物から我々を守っています。


とても良くできたシステムです。


ところが、どんなシステムにも欠陥はあります。


アデノシンデアミナーゼという遺伝子は大量のウイルスからの攻撃から体を保護するのですが、少量のウイルスが来た場合に免疫システムに侵入するのを許してしまうことが最近の研究で分かってきました。(筆者注:これも将来、人間の健康に重要な意味を持つことが解明されるでしょう)


オランダのグローニンゲン大学の研究では、加齢に伴う各種の症状、認知症・心血管疾患などは、全て慢性炎症が原因と分かりました。


そしてスプーキーにとって心強い応援となる研究結果が、アリゾナ州立大学から発表されています。


それは、それぞれのウイルスが持つ「共振周波数」を正確に測定する方法を開発したことです。


共振周波数とは、レーザーパルスでその周波数を照射すると、ウイルスが共鳴して最終的に破裂してしまうものです。(筆者注:すでにスプーキーではこの技術を使っていますが、今になって医学界も認めるようになってきたわけです。ただこの研究は大学の物理学の研究チームの成果でして、医学界はすぐに認めないような気がします。)


またオランダのスキッドモア大学の研究では、膵臓ガンのガン細胞が、100,000~300,000ヘルツの周波数の間で脆弱なことが分かりました。


これらの新発見は諸刃の剣です。


医療科学の新しいパラダイムとなりますが、同時に時代遅れの医学教科書の改訂、医療スタッフの再教育を必要としますし、なによりも現代の医療に根強くはびこっている製薬業界や医療機器メーカーからの反発が大きいでしょう。


医師は、薬剤が患者の腸内環境を破壊し、結果として慢性的な疾患に陥ることを十分に認識しなくてはなりません。


抗生剤は医師が思っているよりも危険です。


またステロイド剤は抗生剤よりももっと腸内環境に悪い影響を与えます。


また、今までのような「良い微生物」と「悪い微生物」という考え方も変えなくてはならないようです。


集合としての微生物叢の繊細な働きが分かってきたからです。


なによりも変わらなくてはならないのは、医療で儲ける方法です。


つまり体に悪い(患者にとってプラスにならない)手術、投薬によって金儲けをするのを止めなくてはいけません。


以上、要約終わり


長文なので今回はここで終わります。次回は最終の部分の要約を載せます。

 
 
 
  • Writer: 秋場信次朗 Shinjiro Akiba
    秋場信次朗 Shinjiro Akiba
  • Jul 24, 2019
  • 4 min read

これから2回に分けて、バクテリアとウイルスの働きに関する、スプーキーの記事を紹介します。


以前から何度も繰り返してお伝えしていますが、バクテリア、ウイルス、真菌などの微生物の研究は、ここ数年で大きく進んでいて、人体をコントロールしているのが人間の意志ではなく、微生物の意向だったかもしれない事実が解明されつつあります。


地球上に存在する微生物で、まだ発見されていない莫大な数の種類が存在しているようです。


病気の原因の解明、病気の新しい治療法の発見、それらのためには微生物の研究が必須です。


以下、要約


◯バクテリア、ウイルスとは


バクテリアは35億年前から存在していて、人間が生きることが出来ない高温、低温、放射線などの条件下でも生きることが出来ます。


バクテリアは単細胞生物です。単独で再生できます。


そして地球上のあらゆるところに、(地下深くにも)存在しています。


バクテリアの99%は無害です。


それらは食物の消化、病原菌の破壊、ガン細胞を攻撃、必須栄養素の供給など、人間に有益です。


残りの1%が病気を引き起こしています。


これらの病気は、軽度のもの(レンサ球菌性咽頭炎、耳の感染)から重度のもの(細菌性髄膜炎、敗血症ショック死)まであります。


バクテリアは非常に適応力があり、抗生剤の過剰投与により、簡単に抗生剤に対する耐性を持つようになります。


ウイルスはバクテリアよりも小さくて、タンパク質のコートに包まれた遺伝子情報の中心部を持ちます。


ウイルスは、宿主(寄生先)が無いと生きられません。


ウイルスの働きは2種類で、1つは細胞に取り付いて、細胞が死ぬまで自らを増殖します。


もう1つは、取り付いた正常細胞を悪性細胞またはガン細胞に変化させます。


ウイルスはこれらの作業を単独で行う能力を持っていないので、宿主の細胞の遺伝子に自分の遺伝子を組み込ませて変異させます。


人間を含む多数の生き物の遺伝子には、過去のウイルスの遺伝子を発見することが出来ます。


みなさんは、ウイルスとバクテリアが引き起こす病気の症状が似ていることを知っておいてください。


発熱、筋肉痛、咳、喉の痛み、などです。


ただ同じ症状でも、原因がウイルスとバクテリアでは治療法が変わってきますので、注意してください。


◯最近の研究結果


最近のゲノム研究で、微生物研究は大きく進んでいます。


宿主と微生物、両方の遺伝子が複雑に変異するさまが分かってきました。


人間のエネルギーの発生源である、ミトコンドリアDNAは40万年まえから存在しています。


人間全体のDNAは、300億以上の塩基対を持ちます。


人間の体には、100兆にものぼる数の微生物が存在しています。その多くはバクテリアです。


体内の細胞の数の90%は微生物の細胞です。


人間の細胞の数はたったの10%しかありません。


あなたの人体は「あなた」のものではなかったのです!


そして微生物の詳細な機能については、まだ解明されていません。


最近の研究で、四肢動物が持つ、神経細胞の遺伝子情報が古代のウイルスから残ったコードであることが分かりました。


動物(人間を含む)の進化に古代のウイルスが貢献していることがわかったわけです。


またウイルスが、地球の対流圏のなかで自由に動き回って(漂っている)いたり、海洋の中を漂っていて、各地で感染していることも分かってきました。


パンドラウイルスと呼ばれる大型のウイルスが、新しい遺伝子を作成する能力が高いことも分かりました。


HK2 と呼ばれるウイルスは、薬物中毒患者に多く存在することがわかりました。


アルツハイマー病患者は、脳内に一般人の2倍のヘルペスウイルスを持っていることもわかりました。


科学者たちは1世紀前から、いくつかのウイルスがガン細胞を殺せることを知っていましたが、やっと最近になってこの療法は実現可能になりつつあります。


過敏性、不眠症、多動障害、学習障害を引き起こす原因が、中枢神経を侵すウイルスだと発見しました。


つまりウイルスが宿主の性格を変える、行動を変えることが分かってきました。


またラットの実験では、ウイルスがラットの性衝動を抑え、自らの増殖にプラスにすることが分かりました。


寄生する微生物が中枢神経に影響を与え、宿主の精神的ムード(気分)を変え、行動を変えることがわかったのです。


微生物は、脊椎動物の気分・行動を変えるのに2種類の方法を使います。


1つは、中枢神経系の感染。もう1つは、神経間のコミュニケーションの変更です。


以上、要約終わり



要約の途中でいくつも自分の言葉を追加しました。


昨年の NHK の特集で微生物の驚くような働きを紹介していましたが、スプーキーの記事も同じことを書いています。


もしかすると私達の気分は微生物にコントロールされていて、病気も彼らの意志から来るものかもしれません。


次回は最近の研究結果を踏まえて、新しい治療法とはどういうものか説明します。

 
 
 
©© Copyright
Contact

© 2023 by Personal Life Coach. Proudly created with Wix.com

bottom of page